1850年代 キャリッジクロック 枕時計 フレンチアンティーク cc-1
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1850年代、フランス製のキャリッジクロック。 無銘のお品ですがパーツの精製が素晴らしく日差も大変安定しています。 琺瑯文字盤にオリジナルのカットデザインで縁取りされたミネラルガラスからも高品が漂ってくる秀品です。 キャリッジクロックは、機械式時計でしか見られないテンプの動作を天窓から確認出来るので、幅広い層から人気を得ているカテゴリーのアンティーククロックです。
旅行や移動に適した小型の正確な時を刻む高級クロックのことを"Carriage Clock"(キャリッジクロック)と呼びます。 18世紀末から19世紀にかけてフランスのブレゲーファミリーと呼ばれた名人時計師達によって発展し、やがて、それらを愛用した英国貴族にも人気を博して英国内でも生産されるようになりました。 フランス、イギリス以外の国では目覚ましに毛の生えたようなキャリッジクロックしか生産していないようです。
日本では古くからキャリッジクロックを「枕時計」と呼んでいたようです。 フランス製の枕時計は「仏蘭西枕」、イギリス製の枕時計は日本では余り見ませんので輸入量は少なかったようです。 なお、精工舎や高野が数多く製造した角形オルゴール・時打・目覚などの角型ニッケルについては、形はキャリッジクロックに似ていますが枕時計とは呼びません。
カテゴリー: キャリッジクロック
原産: フランス
制作期: 1850年頃
製法: 機械式時計
サイズ: 天板までの高さ10.5cm ハンドルを含めた高さ13.5 幅7.5 奥6.2cm
コンディション: 全て良好です
※ 本品をお買いあげの際には、弊店の保証約款上、分解掃除ののちお渡しとなります。施工完了まで1〜2ヶ月お待ち頂くことになりますので何卒ご了承下さい。なお、ご購入日より1年間が動作保証の対象となります。