1880 Moulin à Café de Comptoir Peugeot C3 Industriel
アンティークのプジョー社製コーヒーミル。これは、C2という業務用になります。Cシリーズは業務用の中でも最大のシリーズで、現在はディスプレイ目的でバールやプロユースの人が購入されることが多く大変人気が高あって希少なのです。　パインの木箱が飴茶色にエイジングされていてブロカンテが好きな方には良い感じです。

プジョーのミルは時代ごとに色んな形があってデザイン性が評価されて世界中にコレクターがいらっしゃいます。
プジョーというと、「車」がすぐに思い浮かびますが、ミルを作っているプジョーと同じです。　逆にミルの歴史は車より長く、先にミルが誕生したそうです。　1810年、粉挽き業の祖先から代々引き継がれてきた粉挽き場をプジョー兄弟が製綱工場に改造します。それ以来、プジョーでは圧延鋼を材料とするさまざまな製品が製造されます。鋸の刃や各種道具類の他に、クリノリン、ミシン、羊用バリカン、グランビ（前輪が大きい足けり自転車）など多種多様な製品が加わり、さらには自動車も生産されるようになります。　1840年にコーヒーミルがキッチンに登場しました。


カテゴリー：　珈琲ミル
制作期：　1880年頃
原産：　プジョー（仏）
製法：　鋳造、木材
コンディション： 豆は普通に挽けました。強弱調整の回転レバーあり
サイズ：　全長55cm
重量：　約10kg