ロレックス サブマリーナ Ref.5510 ジェームズ・ボンド ヴィンテージ 1958年〜1960年 ROLEX SUBMARINER
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1958-1960 Rolex Submariner Ref.5510
幻と言われるロレックス社サブマリーナRef.5510になります。わずか2年間という短命で生産終了した大変希少性が高いモデルです。ノンクロノメーターのCal.1530を搭載した200m防水で、同時期に発売されていたRef.5508(100m防水)の上位機種に当たります。歴史上、数少ないデカリューズ(ビッグクラウン)を搭載したモデルであり、サブマリーナ第3世代として認知されています。外見が Ref.6538(第2世代)と殆ど見分けが付かないため、『007 ジェームズ・ボンド着用説』を争ってきたリファランスでもあります。(現在はRef.6538でほぼ決着しています)
ノンガードでこの特徴的なデカリューズを備えるサブマリーナのリファランスは絞られていて、Ref.6200、Ref.6538、Ref.5510と市場の流通量は極めて少なく希少性が高いです。
ケースは鋭い面取りされたエッジで優れた元の状態で保存されており、ケースの裏側の内側は製造日と正しく一致しています。 インサートは正しく、トロピカルダイヤルはさまざまな層で豊かな複雑味を増しています。 ギルトの書き込みと外側の分キャリブレーションは、発光するアワーマーカーと針は均等に経年変化し、金色の文字と一致するベージュがかった色調になっています。
カテゴリー: ロレックス サブマリーナ
制作期: 1958年〜1960年
製法: Ref.5510、Cal.1520、自動巻、ステンレス、トロピカルダイヤル、ギルドダイヤル、真鍮ベゼル、ベンツ針、デカリューズ
コンディション: 画像のとおり、経年の焼け擦り傷はみられます。ムーブメントで経年損耗が激しい部品(ゼンマイ、天真など)は、純正部品で交換済みです。 研磨履歴は無いようで肉やせは感じられません。 ブレスは多少緩みがありますが、実用強度は十分あります。
備考: 御委託品。 ケース、真鍮ベゼル、ダイヤル、ベンツ針、デカリューズ、ムーブメント、リベットブレスはオリジナルであることを、弊社と大手オークションによる査定でも既に確認済みです。以上のことを踏まえての質問でお願い致します。
007 ジェームズ・ボンドと腕時計の関係性
イギリスのハードボイルド系推理小説家イアン・フレミングの作品に登場する主人公の名前で、コードネームは007。名前の由来は、彼が尊敬している鳥類学者から拝借した名前なのだそうです。 1962年に初めて公開された映画『“007” Dr.No(ドクター・ノオ)』で、イギリスの秘密諜報部員としてジェームズ・ボンドが登場します。 第三作目『“007” ゴールドフィンガー』で、ボンドが某国へ潜入工作を企て、爆破時刻を確認するためにライターで自身の腕につけている時計を照らすシーンがあります。 そのシーンで腕時計がクローズアップされて、全世界の時計愛好家たちがロレックスのどのモデルかを特定するために大論争が巻き起こりました。最後の最後まで、外見が酷似しているRef.5510が候補として残りましたが、結論として6538であると断定されました。 以降、007シリーズに於いて、ジェームズ・ボンドが身に付ける腕時計は、ファンにとって話題の的となり各時計メーカーしのぎを削って採用されることをねらっています。
ちなみに映画のシーンでは、ジェームズ・ボンドはナイロン製のNATOストラップを取り付けて着用しています。これは舞台がイギリスだったため、ピカピカ光るブレスレットよりも紳士に映るナイロンストラップに変更したそうです。そして当時は映像が不鮮明で黒とグレーの二本のラインがボンドストラップとされていましたが、近年技術の進歩により正確な色を特定されて、ネイビーブルーに赤で縁取りされたオリーブグリーンの二本のラインです。
※ 本品をお買いあげの際には、弊店の保証約款上、分解掃除ののちお渡しとなります。施工完了まで1〜2ヶ月お待ち頂くことになりますので何卒ご了承下さい。なお、ご購入日より1年間が動作保証の対象となります。