1870's Delft Cup & Sauce
1870年頃の大変古いデルフト焼（オランダ）カップ＆ソーサーです。珈琲、紅茶どちらでもお使い頂けそうな形状です。

オランダの陶磁器の歴史は、16世紀はじめにイタリアから陶器であるマヨリカの製法が伝わり陶器の製造が行われるようになりました。17世紀、そこにオランダ東インド会社を通じて中国から磁器が伝わったことがきっかけとなり、当時日本から輸入されていた伊万里焼の影響を受けつつ独特の陶器が発展し生産が行われました。19世紀後期、旧社会主義時代においては、国策のもと風車や子供や風景といった抽象的な優しい絵付けが用いられるようになりました。そのスタイルが現在のデフルト陶器に継承され至っています。　素地に青を用いて彩色されるので、”デルフトブルー”と呼ばれています。


カテゴリー：　デルフト焼
作成年代：　1870年頃
製法：　陶器
原産国：　オランダ・デルフト
コンディション：　割れ・欠け・罅などのダメージは無く良好です。引っ付き、振りモノが見られますが、経年の使用感はわずかでカンニュウも微細です。
サイズ：　高さ５．５ｃｍ　カップ直径８．８ｃｍ　ソーサー直径１４．７ｃｍ