輸出伊万里 里帰り品 鳳凰文様 芙蓉手 大皿 17〜18世紀 江戸元禄期 46.2cm imari-7
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輸出伊万里で里帰りのお品です。鳳凰文様で縁の返しが柔らかさを演出している秀品。見込みの周りを囲うような割線描の文様を芙蓉手(フヨウデ)と言います。
欧米でアンティークを買い付ける際、良質の伊万里焼を見付けては買い戻すのも西洋アンティークディーラーの仕事のひとつとなってます。最近は海外でも邦人の買い付けが盛んで秀品を見かけることが少なくなってきました。ヨーロッパのお城では伊万里焼きが壁に埋め込まれ模様になっていたり、王侯貴族が収集を競った時代がありました。西洋高級磁器マイセンも伊万里焼をルーツとしています。
カテゴリー: 輸出伊万里
作成年代: 17〜18世紀(江戸中期〜後期)
製法: 磁器
原産国: 日本(伊万里)
サイズ: 直径46.2cm 高さ6.3cm
コンディション: 割れ・欠け・罅などのダメージは無く良好の範囲だと思います。カンニュウは殆ど見当たりません。
EXPORT IMARI 輸出伊万里
輸出伊万里は江戸時代、長崎出島から東インド会社を経て、ヨーロッパ各地へ輸出された伊万里焼のことです。その特徴は、ヨーロッパ人の趣向に合わせて、日本では見かけることが少ない大型品、豪華絢爛な絵付け、柿右衛門手(初期)が主流でした。 また、現代になり、海を越えて日本に持ち帰られたこのような品を「伊万里の里帰り」と言います。