レオナール・フジタ 藤田嗣治 座る裸婦像(マドレーヌ婦人) Madeleine Nu assis 1930年 アクアチント、エッチング
3,500,000円(税込3,850,000円)
1930s Leonard Foujita "Nu assis" Spécimen de l'album Femmes par Foujita, Eau-forte, Aquatinte
本作は、藤田がマドレーヌを伴い中南米から日本へと渡った時代(1930年代)の作品です。原画となる油彩画の完成と同時に、藤田自らが版を興した貴重なオリジナル版画になります。
モデルのマドレーヌ・ルクーは「カジノ・ド・パリ」のダンサーで、藤田とともに旅を続け、1933年には共に来日しました。彼女のトレードマークであるウェーブがかった美しい金髪に加え、意志の強さと憂いを秘めた知的な表情が繊細に描き出されています。ダンサーらしいしなやかで均整の取れた肉体は、1920年代の「乳白色の裸婦」よりもさらに流麗かつダイナミックな曲線で表現されており、当時の藤田にとって彼女がいかに重要なミューズであったかを物語っています。
背景をシンプルに抑え、人物の肉体を淡い色彩と面相筆の細い線で浮き立たせる手法は、1930年代前半のマドレーヌを描いた作品群に特有のスタイルです。彼女は1936年に日本で若くして急逝したため、彼女をモデルにした作品は藤田の画業の中でも特に情熱的で、かつ儚い美しさを湛えた時期の象徴とされています。
芸術家による本格的な版画展開が始まった初期の作品であるため、後年のアフタープリント(再販版)に比べると色彩は極めてシンプルです。しかし、そのシンプルさこそが、版画としての表現を追求した画家の試行錯誤と斬新な感性を映し出し、作品に深い奥行きを与えています。現代の量産型リトグラフでは決して出せない、当時の空気感と味わいをご堪能いただけます。
なお、額装は弊社にて、ラーソン・ジュール社のハンドメイド額へと新調いたしました。作品の格調をいっそう引き立てる仕上がりとなっております。
制作期: 1930年
カタログ・レゾネ: "フジタより女性のアルバム標本(Spécimen de l'album Femmes par Foujita)" Buisson #30.126
原作者: 藤田嗣治(レオナール・フジタ)
製法: アクアチント、エッチング
部数: 100部
サイン: 作品左下に直筆サイン(インクペン)
コンディション: 全体的に日焼けが見られますが、褪色はさほど感じられません。中央から左に目立つシミが見られます。紙の破損はありません。
作品サイズ: 高さ72cm 幅51cm
額装サイズ: 高さ84cm 幅65cm
備考: 弊社で額装しました。ラーソンジュール社ハンドメイド額
Leonard Foujita(レオナール・フジタ)
藤田嗣治(ふじたつぐはる) 1886 ~ 1968年
二度目の渡仏で洗礼を受けて同時に帰化しフランスの土に還ったフジタの人生は奇想天外そのもの。東洋人の絵描きとして名を売ろうと、シマシマの囚人服を着て、晴れの日に和傘を広げ、髪をおかっぱ頭に刈り上げて、パリの街を歩く姿は一際目立つ存在だったそうです。着る服の殆どは自らミシンを踏み縫っており、画家として食えない時代は縫い子(衣服を縫う下請け業)をしていたほどの腕前でした。こうして自身をプロデュースして、借り物の器には入ろうとはせず唯一無二の存在として、ひたすら前を向いて生き続けた彼の人生観も大好きです。個人として尊敬します。憧れの人なのです😘
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本作は、藤田がマドレーヌを伴い中南米から日本へと渡った時代(1930年代)の作品です。原画となる油彩画の完成と同時に、藤田自らが版を興した貴重なオリジナル版画になります。
モデルのマドレーヌ・ルクーは「カジノ・ド・パリ」のダンサーで、藤田とともに旅を続け、1933年には共に来日しました。彼女のトレードマークであるウェーブがかった美しい金髪に加え、意志の強さと憂いを秘めた知的な表情が繊細に描き出されています。ダンサーらしいしなやかで均整の取れた肉体は、1920年代の「乳白色の裸婦」よりもさらに流麗かつダイナミックな曲線で表現されており、当時の藤田にとって彼女がいかに重要なミューズであったかを物語っています。
背景をシンプルに抑え、人物の肉体を淡い色彩と面相筆の細い線で浮き立たせる手法は、1930年代前半のマドレーヌを描いた作品群に特有のスタイルです。彼女は1936年に日本で若くして急逝したため、彼女をモデルにした作品は藤田の画業の中でも特に情熱的で、かつ儚い美しさを湛えた時期の象徴とされています。
芸術家による本格的な版画展開が始まった初期の作品であるため、後年のアフタープリント(再販版)に比べると色彩は極めてシンプルです。しかし、そのシンプルさこそが、版画としての表現を追求した画家の試行錯誤と斬新な感性を映し出し、作品に深い奥行きを与えています。現代の量産型リトグラフでは決して出せない、当時の空気感と味わいをご堪能いただけます。
なお、額装は弊社にて、ラーソン・ジュール社のハンドメイド額へと新調いたしました。作品の格調をいっそう引き立てる仕上がりとなっております。
制作期: 1930年
カタログ・レゾネ: "フジタより女性のアルバム標本(Spécimen de l'album Femmes par Foujita)" Buisson #30.126
原作者: 藤田嗣治(レオナール・フジタ)
製法: アクアチント、エッチング
部数: 100部
サイン: 作品左下に直筆サイン(インクペン)
コンディション: 全体的に日焼けが見られますが、褪色はさほど感じられません。中央から左に目立つシミが見られます。紙の破損はありません。
作品サイズ: 高さ72cm 幅51cm
額装サイズ: 高さ84cm 幅65cm
備考: 弊社で額装しました。ラーソンジュール社ハンドメイド額
Leonard Foujita(レオナール・フジタ)
藤田嗣治(ふじたつぐはる) 1886 ~ 1968年
二度目の渡仏で洗礼を受けて同時に帰化しフランスの土に還ったフジタの人生は奇想天外そのもの。東洋人の絵描きとして名を売ろうと、シマシマの囚人服を着て、晴れの日に和傘を広げ、髪をおかっぱ頭に刈り上げて、パリの街を歩く姿は一際目立つ存在だったそうです。着る服の殆どは自らミシンを踏み縫っており、画家として食えない時代は縫い子(衣服を縫う下請け業)をしていたほどの腕前でした。こうして自身をプロデュースして、借り物の器には入ろうとはせず唯一無二の存在として、ひたすら前を向いて生き続けた彼の人生観も大好きです。個人として尊敬します。憧れの人なのです😘




